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DATE : 2025/07/27 (Sun)
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DATE : 2007/09/19 (Wed)
ブラシレスモーターは、使用可能な温度範囲でいろいろな設定ができるわけです。その範囲というのは飛ばし方によって差がでてくるのですが、例えば、通常はスロットルを絞って飛行させ、垂直上昇させるときのみフルパワー、というような飛ばし方や、モーターグライダーのように、上昇時の短時間のみのモーターラン、という場合は、その時間内に限界温度に達しなければOKです。

同じクラスのブラシモーターよりも負荷を大きく設定できることになるわけです。つまり、ブラシレスモーターというのは「パワーが出るモーターというよりも、パワーが出せるセッティングができるモーターと考えるのが、正しいということになるかと思います。パワーが出ている分消費電流は大きくなりますから、飛行時間(モーターラン時間)は当然短くなるということになります。ホバリングの回転が高すぎるときは、スロットルカーブを下げてピッチカーブをあげます。ホバリングする時のスティックの位置が高すぎるときは、ピッチカーブとスロットルカーブの両方を上げてやります。

これらの操作は、ホバリングスロットルとホバリングピッチのつまみでやってもかまいませんが、センターから大きくずれるときはカーブを変えるかリンケージを疑った方が良い。スロットルスティックがセンターの時に程良い回転でホバリングするようになるまで、しつこく調整します。リンケージが正しければスロットルは45%から55%位の間で、ピッチは60%から70%の間でホバリングするはずです。ラジコンヘリの調整はすごく難しいですし、調整のこつを簡単に書いた本も有りません。ああしろこうしろとは書いてあっても、何故そうするのかは書いて有りません。

はじめはベテランの人に聞いて調整してもらうしか解決の道はないでしょう。じっくり取り組めば自分で解決できる様になります。サーボは良い物に越したことはありませんが、安い物でも使えます。しかし予算に余裕が有るなら、スーパーサーボやコアレスサーボ、デジタルサーボにした方が32クラスでも飛びが違います。ダブルベアリングやコアレスモーターで、ニュートラルの精度やメカ的な安定度が違うからです。外力がかかったときの安定度が違うので、振動ジャイロ用のサーボは専用の物に限ります。そうしないと振動ジャイロの効果が無くなるだけでなく、ジャイロのゲインが高すぎてサーボが反応できず壊れてしまうようです。サーボホーンの大きさとジャイロ感度は密接な関係があります。
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