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DATE : 2025/07/22 (Tue)
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DATE : 2008/01/19 (Sat)
ラジコン用のスピードコントローラーは、「アンプ」と呼ばれていることも有りますが、「アンプ」は増幅器の意味合いが高いので本来はエレクトリック・スピード・コントローラ(ESC)と呼ぶことがふさわしいと思います。略してコントローラと呼ばれることも多いのですが、ブラシレスモーターはとても簡単な構造で、自分自身ではブラシモーターの様に電極を変更することはできません。

その為に、コントローラ側での電極の変更が必要です。ちょっと前までは使用する電子部品などのサイズが大きかったために大型になってしまったESCですが、現在に至っては、ブラシ用のコントローラと価格もそう違わなくなっております。モーター自体は元来構造もブラシモーターより簡単なので、量産が始まればブラシモーターよりも安くなる可能性を秘めているブラシレスモーターです。その通り、最近ではだいぶ価格も安くなり、そのコストは価格の比較的高いネオジウム磁石の割合が多いことと思います。

実際にブラシモーターとの比較でも、価格が同程度以下になれば、省電力で高出力にすることが容易なブラシレスモーターが普及してこない理由は無くなってきます。そんなことで、現在の主流がブラシレスモーターになってきているのでしょう。フルオートマチック式というと、充電完了後自動的に放電モードに入ってニッカドの容量測定ができたり、放電と充電を自動的に数回繰り返し、ニッカドの活性化をする等の機能があるもの、と思われがちです。(定電流式充放電器のなかにもこのような機能を備えたものがあります。)

確かに、このような機能を備えていますが、これらは副次的な機能であって、フルオートマチック式と言われる本当の所以は、接続されたニッカドの特性や状態をコンピューターが測定・判断しながら、自動的に充電電流を設定してゆく、というところにあります。つまり、定電流式のように充電しようとするニッカドの特性や調子の善し悪しが分からなくても充電器任せで最適な充電ができる、ということなのです。
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