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DATE : 2025/07/22 (Tue)
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DATE : 2007/10/01 (Mon)
ラジコン電動機でも、限界を超えて使用してしまうとモーターが破損してしまう場合も有りますので注意してください。回転数に関しては、概ね小さなサイズのモーターは比較的許容回転数が高く、大きなサイズのモーターは許容範囲が低回転になる傾向に有ります。また、「インナータイプ」と「アウタータイプ」では、インナータイプは高回転まで許容が高く、アウタータイプは比較的低回転の許容となっている様です。これらから、大きなサイズのアウタータイプは許容の回転数は低い傾向で、小さなインナータイプは許容の回転数が高いと言うことが一般的です。

許容の回転数は、高い物では4万回転程度の物が有りますが、低い物では8000回転程度までと言う物があり、これを超えて使用すると破損するおそれが有りますので、使用時には回転数の制御が必要で、回転が上がりすぎている場合はプロペラのサイズを大きくするなど、対策が必要です。「電流」及び「電圧」には、一定の法則が有ります。簡単に言うと、モーターは「ワットで回る」と言うことがいえると思います。傾向的には高い電圧であるプロペラを回すと電流は低くなり、低い電圧でモーターを回すと電流は高くなる様です。

通常の取り扱い説明書では、許容範囲の電流が比較的低めに記載されているケースが多いようですが、ひとまず取り扱い説明書の許容範囲の電流値まで行っていないか、クランプメーターなどを使い電流を計測して使用することが一番良い方法の様です。地上で計った電流値よりも、上空で実際に飛行させた場合は電流が流れるおそれが有りますので、余裕をみて10%以上のマージンを取っておいた方が良いでしょう。コントローラの選定は、これらの最大値よりも1.5倍程度のものを選んだ方が無難です。実際にご利用される場合は、クランプメーターなども高価なことから使用しない方も多いでしょう。

この場合の一つの目安として、モーターの温度が参考になるケースが多いようです。モーターは比較的熱くなりますが、京商などで¥2000台で非接触型温度計が発売されておりますので、これらで計測してある程度温度が高くなった場合は、許容範囲を超えていると言う判断をすることができると思います。これらの温度がどの程度かと言うことはモーターの種類などにより差が大きくとても難しいですが、60度台では許容の範囲で、80度を超えると少し危ない気もいたします。
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