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DATE : 2025/07/23 (Wed)
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DATE : 2007/10/03 (Wed)
7cellsだと50-55Aくらい流れそうです。 Schulze Future45beとかKontronik Smile40 などのスピードコントローラーは短時間(10sec)60AくらいまでOKなので、飛行機みたいに水平飛行させない限りコントローラーは燃えないと思います 。なお、これらはマウント部が540モーターより狭いので、機体側に改造が必要です。プロペラ軸は4mm径です。似たようなモーターを似たような用途で使うときには似たような負荷係数になる。KV値と負荷係数を用いればモーター、プロペラ選定の目安になります。 KV値と負荷係数を用いる選定方法は正道ではありません。つまり、上記で見たようにハズレもあり得ます。

これは負荷係数というものが経験値なので仕方ないです。効率が違うモーターだと負荷係数が違うこともある。ですから、ESCの電流制限を考えると、ここでした様に電流計で計測するのが安全確実ではあります。または、Aeronaut14*7の場合、回転数を調べると、ここに示したデータを参考にして電流値が予想できます。本来は、「用途に合ったモーター」を選ぶべきです。そのためには、Rm,Ioモーター理論的に性能表を計算して、最大効率点に近いところで運転するように、モーター選定すべきです。このとき、厳密に最大効率点を狙う必要はありませんが、ある程度意識するとハズレが少なくなります。

なお、2000RCと比べて時間と容量は単純に二割増しとはいかないみたいですが、これは以前の1700SCRCと2000RCの比較でもそういう傾向が見られました。Yokomo Zapped plus-4 6cellsとの比較でも、かなり健闘しています。電圧の差はわずかに2%です。という事は有負荷時の実回転数にして1%程度しか差がでないはずです。また、時間、容量も顕著な差はありませんが、数秒を争うRCカーレースではこういう僅かな差が限られた上級ドライバーにとっては大きなアドバンテージになるのでしょう。むしろ、空物ユーザーとして注目すべきは、内部抵抗の大きな違いです。この辺はさずかに高価なZappedにはかないません。つまり、30Aとか50Aとか流れると大きな電圧差が現れるはずです。

最初は、高翼のトレーナー機や、のんびりフライトができるハンドランチグライダーなどがいいと思います。サーマルは地上付近では小さく、上空に行くに従って大きくなる傾向がありますが、その特性を知るとサーマルハンティングにはとても役に立ちます。
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DATE : 2007/10/01 (Mon)
ラジコン電動機でも、限界を超えて使用してしまうとモーターが破損してしまう場合も有りますので注意してください。回転数に関しては、概ね小さなサイズのモーターは比較的許容回転数が高く、大きなサイズのモーターは許容範囲が低回転になる傾向に有ります。また、「インナータイプ」と「アウタータイプ」では、インナータイプは高回転まで許容が高く、アウタータイプは比較的低回転の許容となっている様です。これらから、大きなサイズのアウタータイプは許容の回転数は低い傾向で、小さなインナータイプは許容の回転数が高いと言うことが一般的です。

許容の回転数は、高い物では4万回転程度の物が有りますが、低い物では8000回転程度までと言う物があり、これを超えて使用すると破損するおそれが有りますので、使用時には回転数の制御が必要で、回転が上がりすぎている場合はプロペラのサイズを大きくするなど、対策が必要です。「電流」及び「電圧」には、一定の法則が有ります。簡単に言うと、モーターは「ワットで回る」と言うことがいえると思います。傾向的には高い電圧であるプロペラを回すと電流は低くなり、低い電圧でモーターを回すと電流は高くなる様です。

通常の取り扱い説明書では、許容範囲の電流が比較的低めに記載されているケースが多いようですが、ひとまず取り扱い説明書の許容範囲の電流値まで行っていないか、クランプメーターなどを使い電流を計測して使用することが一番良い方法の様です。地上で計った電流値よりも、上空で実際に飛行させた場合は電流が流れるおそれが有りますので、余裕をみて10%以上のマージンを取っておいた方が良いでしょう。コントローラの選定は、これらの最大値よりも1.5倍程度のものを選んだ方が無難です。実際にご利用される場合は、クランプメーターなども高価なことから使用しない方も多いでしょう。

この場合の一つの目安として、モーターの温度が参考になるケースが多いようです。モーターは比較的熱くなりますが、京商などで¥2000台で非接触型温度計が発売されておりますので、これらで計測してある程度温度が高くなった場合は、許容範囲を超えていると言う判断をすることができると思います。これらの温度がどの程度かと言うことはモーターの種類などにより差が大きくとても難しいですが、60度台では許容の範囲で、80度を超えると少し危ない気もいたします。

DATE : 2007/09/26 (Wed)
ラジコンヘリの降下練習では、ホールドSWは使わず、あくまでも降下の練習です。ホバリングしている状態から、ホールドSWをONにします。この練習は、オートロ時の着地寸前のピッチアップの練習です。ホールドSWをONにしても、絶対にストンとは落ちませんから、落ち着いて練習して下さい。最初は 通常より低めのホバリング状態でやってみましょう。50Cm位の高さなら、そのままほっといても降りますから着地寸前に少しピッチアップして見ましょう。入れすぎると逆に浮き上がりますから、気を付けて下さい。

慣れてくれば少しずつ高さを取り アイレベルからやってみましょう。ここでピニオンギヤを選択するに当たり、まずどのような飛行をするか決める必要があります。つまりはメインローターの回転数を、どの程度に設定するかです。ホバリングを中心とした軽飛行から、エンジン機を越えるようながんがんの3Dフライトを行う仕様まで設定をすることが可能です。基本的にはメインローターの回転数が一番重要となってきますが、エンジン機とは違い振動が少ない電動ヘリコプターのメインローターは、エンジン機よりは高めにセットする事ができます。

ホバリングを中心とした軽飛行の場合、ホバリングで1700回転から1800回転、フルで2000回転程度の設定が良いと思います。またがんがんの3Dフライトを行いたい場合は、最高回転で2500回転以上の設定がおすすめです。この場合はメインローターの強度を十分考慮する必要がありますのでご注意ください。3000回転程度の設定でのフライトも、かなり敏感にはなりますが可能です。まず目標に置いているメインローターの最高回転数が、フルハイで合っているか確認します。ある程度調整が取れるまでは過回転、回転低下が考えられるので、気をつけて確認します。

過回転の場合はメインローターのピッチ角を大きく取って行きます。回転落ちが起こる場合はピッチ角を少なくして行きます。メインローターが対称翼の場合は、上下でもほぼ同じ状態と考えられますので、上側が取れたら下側もとりあえず同じピッチに合わせます。次にスティック中心位置を合わせます。これはピッチ角が0で動かす必要はありません。過回転、回転低下は上記②で合わせた中心のエンコン65%を動かして行きます。ある程度舵を打った状態での確認もしてください。回転が低下する場合は%を大きく、回転が過回転になる場合は%を少なくします。上記でフルハイ及び中心のセットがほぼできました。

DATE : 2007/09/24 (Mon)
最初は、小さな電流設定で様子を見ながら徐々に電流値を上げて行き、ニッカドの受け入れ体制ができた段階ではニッカド容量の6~8倍の電流値(ニッカドの種類やその日の気温によって一定ではない)でガンガン充電します。そして、充電終了間際にはニッカドに不要な負担を与えないように、電流値を下げてオートカットするのを待ちます。ニッカドの性能低下が原因でフライト性能が極端に悪くなってしまうということが良くあります。原因の大半はニッカドの取扱方法のミスによるものなのですが、放電作業の重要性があまり認識されていないため、このようなケースが良く発生するわけです。 

放電は、ニッカドの性能維持に不可欠な作業です。この作業を省略した場合、いくら高性能の充電器を使用していたとしても、パワー,フライト時間とも目に見えて落ちてきます。放電しすぎると、かえってニッカドにダメージを与えてしまう(オート・カット方式放電器以外の手段で放電作業を行った場合等)ということも、また知っておく必要があります。着陸後、ニッカドを放電する目的で、モーターを回しながらピットに戻ってくるという光景を良く見かけますが、絶対にマネをしないようにして下さい。過放電により、ニッカドに決定的なダメージを与える恐れがありますし、またモーターにも良くありません。一般的に、ブラシレスモーターはブラシモーターよりも 10%程度効率が良いとされていますので、両者を同じ負荷設定(同じ電流設定にした場合という意味で、同じプロペラ、ギヤ比で使用するということではありません)で飛行させた場合、飛びは良くなりますが、劇的に向上するという印象ではありません。

それでは、なぜブラシレスモーターでよりパワフルなフライトを実現することができるのでしょうか? それは、ブラシレスモーターとブラシモーターの限界と使い方の違いによるものなのです。両者はプロペラやギヤ比の選択等、基本的な使い方は全く変わらないのですが、一つ異なる点はブラシがあるかないか、ということです。当たり前の話しなのですが、ここが重要です。個々のモーターには使用可能な限界電圧、限界電流 というものがあるわけですが、ブラシモーターはブラシの耐えられる限界という要素があります。ブラシモーターは連続運転可能な一定の電流を越えますとブラシが痛んで劣化し、即座に性能低下を引き起こします。一方ブラシレスモーターはブラシが痛むことはありませんから、その使用限界は磁石の劣化が始まる発熱温度に依存していると言えます。

いずれのモーターでも、パワーアップを図るには、負荷を大きく(大きいプロペラを付けたり、ギヤ比を小さくしたり)して消費電流を大きくしなければなりません。この際、ブラシモーターの場合はブラシの使用限界を超えるわけにはいきませんので、あくまでもその範囲で、という設定になるわけですが、ブラシレスモーターの場合は使用可能な温度範囲でいろいろな設定ができるわけです。その範囲というのは飛ばし方によって差がでてくるのですが、例えば通常はスロットルを絞って飛行させ、垂直上昇させるときのみフルパワーで、というような飛ばし方や、モーターグライダーのように「上昇時の短時間のみのモーターラン・・・」という場合は、その時間内に限界温度に達しなければOKという使い方ができるわけで、同じクラスのブラシモーターよりも負荷を大きく設定できることになるわけです。

ブラシレスモーターというのは「パワーが出るモーターというよりも、パワーが出せるセッティングができるモーターである」と考えるのが正しいということになるかと思います。パワーが出ている分消費電流は大きくなりますから、飛行時間(モーターラン時間)は当然短くなる、ということになります。ホバリングの回転が高すぎるときは、スロットルカーブを下げてピッチカーブをあげます。ホバリングする時のスティックの位置が高すぎるときは、ピッチカーブとスロットルカーブの両方を上げてやります。これらの操作は、ホバリングスロットルとホバリングピッチのつまみでやってもかまいませんが、センターから大きくずれるときはカーブを変えるかリンケージを疑った方が良い。スロットルスティックがセンターの時に程良い回転でホバリングするようになるまで、しつこく調整します。

リンケージが正しければスロットルは45%から55%位の間で、ピッチは60%から70%の間でホバリングするはずです。ラジコンヘリの調整はすごく難しいですし、調整のこつを簡単に書いた本も有りません。ああしろこうしろとは書いてあっても、何故そうするのかは書いて有りません。疑問を持ってはいけないような書き方になっています。それで飛ぶヘリは出来るかも知れませんが技術的には進歩しないですよね。ではどうすればいいかというと、はじめはベテランの人に聞いて調整してもらうしか解決の道はないでしょう。

DATE : 2007/09/21 (Fri)
ラジコン用のスピコンは、「アンプ」と呼ばれていることも有りますが、「アンプ」は増幅器の意味合いが高いので本来はエレクトリック・スピード・コントローラ(ESC)と呼ぶことがふさわしいと思います。略してコントローラと呼ばれることも多いのですが、ブラシレスモーターはとても簡単な構造で、自分自身ではブラシモーターの様に電極を変更することはできません。その為に、コントローラ側での電極の変更が必要です。ちょっと前までは使用する電子部品などのサイズが大きかったために大型になってしまったESCですが、この数年で電子部品のプロセスが著しく縮小され、ナノミクロン時代に入って可能となったのが小型化で、これによりラジコンへの使用が可能となってきました。

電子部品の価格も著しく下がり、ESCではFETを使いマイコンでその制御をしますが、これらの価格が下がってきたためリーズナブルにもなりました。現在に至っては、ブラシ用のコントローラと価格もそう違わなくなっております。モーター自体は元来構造もブラシモーターより簡単なので、量産が始まればブラシモーターよりも安くなる可能性を秘めているブラシレスモーターです。その通り、最近ではだいぶ価格も安くなり、そのコストは価格の比較的高いネオジウム磁石の割合が多いことと思います。実際にブラシモーターとの比較でも、価格が同程度以下になれば、省電力で高出力にすることが容易なブラシレスモーターが普及してこない理由は無くなってきます。

そんなことで、現在の主流がブラシレスモーターになってきているのでしょう。フルオートマチック式というと、充電完了後自動的に放電モードに入ってニッカドの容量測定ができたり、放電と充電を自動的に数回繰り返し、ニッカドの活性化をする等の機能があるもの、と思われがちです。(定電流式充放電器のなかにもこのような機能を備えたものがあります。)確かに、このような機能を備えていますが、これらは副次的な機能であって、フルオートマチック式と言われる本当の所以は、接続されたニッカドの特性や状態をコンピューターが測定・判断しながら、自動的に充電電流を設定してゆく、というところにあります。

つまり、定電流式のように充電しようとするニッカドの特性や調子の善し悪しが分からなくても充電器任せで最適な充電ができる、ということなのです。充電開始時のニッカドがまだ活性化しない状態では、非常に小さな電流設定で様子を見ながら徐々に電流値を上げて行き、ニッカドの受け入れ体制ができた段階ではニッカド容量の6~8倍の電流値(ニッカドの種類やその日の気温によって一定ではない)でガンガン充電します。そして、充電終了間際にはニッカドに不要な負担を与えないように、電流値を下げてオートカットするのを待ちます。
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