category: ラジコン空物
DATE : 2007/10/29 (Mon)
DATE : 2007/10/29 (Mon)
GY502はミドルクラスのジャイロで、性能的にはGY401と同レベルです。テールの保持力もGY401と同等ですが、GY502もGY401と同様にS9253を使用しないと100%の性能を発揮しません。GY401との大きな違いは、本体とは別 にアンプBOXが付いているので、細かい調整が出来る特徴があります。例えば、AVCSとノーマルでのラダーの聞き具合などは、左右の細かいセッティングが可能です。その分、少々調整が難しくなり、扱いずらいと思われる方もいると思いますが、アンプBOXの液晶画面 に電圧表示.ジャイロ感度などが表示される為、正確な感度を知る事が出来ます。
中速状態(電圧がフルハイではない)なのでローター回転はさほど高くありません。つまり、idle upモードだとさらに回転数が上がります。 最大ピッチ時は電圧フルハイになっています。ピッチが12degというのが過大だったので、回転数は先述のKV値による予想値より低めになりました。最大ピッチで出力が1kW弱というのは凄いですが、そもそも、「2400mAhという電池容量」や「3SLH30-14-32の電流制限値」を考えたら、 max36Aは少し無茶なセッティングなので注意してください。ピッチを下げるとか、ギア比を緩くして、出力を下げておかないと、またオートカットで墜落します(または3SLHをヘリモードに設定する)。
トレーニングスタンド(テストベンチ)のテーブル上におもり(余分な電池)を固定した状態で浮上させます。テストベンチが浮き上がるかどうかで推力が測定できます。テールを手で押さえて実施します。結果として、最大静止推力は上記の過大ピッチ時で 9.5kg(機体重量込み)でした。ただし、それは地上効果でかろうじて浮上するレベルです。 8kgならゆっくりではありますが、確実に浮上します。逆に、11kgでは瞬間的にピョコッと持ち上げるのがやっとという感じです。このように24cellsのヘリは自重の約2.5倍の推力を出せます。
中速状態(電圧がフルハイではない)なのでローター回転はさほど高くありません。つまり、idle upモードだとさらに回転数が上がります。 最大ピッチ時は電圧フルハイになっています。ピッチが12degというのが過大だったので、回転数は先述のKV値による予想値より低めになりました。最大ピッチで出力が1kW弱というのは凄いですが、そもそも、「2400mAhという電池容量」や「3SLH30-14-32の電流制限値」を考えたら、 max36Aは少し無茶なセッティングなので注意してください。ピッチを下げるとか、ギア比を緩くして、出力を下げておかないと、またオートカットで墜落します(または3SLHをヘリモードに設定する)。
トレーニングスタンド(テストベンチ)のテーブル上におもり(余分な電池)を固定した状態で浮上させます。テストベンチが浮き上がるかどうかで推力が測定できます。テールを手で押さえて実施します。結果として、最大静止推力は上記の過大ピッチ時で 9.5kg(機体重量込み)でした。ただし、それは地上効果でかろうじて浮上するレベルです。 8kgならゆっくりではありますが、確実に浮上します。逆に、11kgでは瞬間的にピョコッと持ち上げるのがやっとという感じです。このように24cellsのヘリは自重の約2.5倍の推力を出せます。
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category: ラジコン空物
DATE : 2007/10/22 (Mon)
DATE : 2007/10/22 (Mon)
ラジコンヘリでは、ローターを2000rpmでエンジン実用回転数の上限の16000rpmを使ってもいいのですが。ややトルク不足が目立ちます。メインニードルは1回1/2から調整を開始します。水平飛行と、ホバリング状態からのアイドルアップを使った垂直上昇でニードルを調整します。ピーク付近は61よりも鈍く出るようです。なかなか上手く判断できないので、基本的には、使える範囲で濃い目のニードルセットにします。 タテモノの上昇力はピッチを加えることで対応するのがいいみたいです。テストは最大 4 個のサーボを接続してみましたが、複数のサーボを同時に動かし続けても動作上の異常は認められませんでした。
しかし、4個ですと発熱の方はさすがに少し熱くなる(といっても触れないような温度ではなく、しっかり指で押さえても大丈夫な程度)感じでしたので、10セルでは 3個程度が安全圏かと思われました。 8セル以下では4サーボでもOKでしたが、比較的多セル(8セル以上)を使用する場合や、多数のサーボを接続するケースで、BEC性能に不安がある場合は上記のようなテストを行ってみると良いでしょう。なお、使用するサーボの種類によって消費電流が異なりますので、実際に使用するサーボを接続してのテストが必要となります。また、プロポメーカー純正ではないマイクロサーボの中には、S3103の2~3倍(300~450mA)の消費電力のものがありますので、この場合はプロポメーカー純正サーボの 1/2~1/3 の個数しか使用できないということになりますので、特に注意して下さい。
ブラシレスモーターを使用すると飛行性能が飛躍的にアップし、フライト時間も伸びると思い描いている方も多いと思います。確かにブラシレスモーターは効率が良いものが多く、ブラシモーターから換装すると性能アップが望めることは事実です。しかし、なかには同じクラスのブラシモーターよりも効率が悪く、かえって性能低下になるケースもあり、折角ブラシレスに変えたのにイマイチ、という印象を持ったりもするわけです。オンオフのコネクタをギアなどのスイッチに入れます。回転数設定のチャンネルをAUX4などのボリュームのあるチャンネルに入れます。ギアとAUX4のトラベルはすべて100%にしておきます。ギアをオンにし、AUX4のボリュームをー100%の位置にします。この状態で、ガバナーを回転数表示状態にするとRS1が表示されるので、1200回転程度に設定します。
しかし、4個ですと発熱の方はさすがに少し熱くなる(といっても触れないような温度ではなく、しっかり指で押さえても大丈夫な程度)感じでしたので、10セルでは 3個程度が安全圏かと思われました。 8セル以下では4サーボでもOKでしたが、比較的多セル(8セル以上)を使用する場合や、多数のサーボを接続するケースで、BEC性能に不安がある場合は上記のようなテストを行ってみると良いでしょう。なお、使用するサーボの種類によって消費電流が異なりますので、実際に使用するサーボを接続してのテストが必要となります。また、プロポメーカー純正ではないマイクロサーボの中には、S3103の2~3倍(300~450mA)の消費電力のものがありますので、この場合はプロポメーカー純正サーボの 1/2~1/3 の個数しか使用できないということになりますので、特に注意して下さい。
ブラシレスモーターを使用すると飛行性能が飛躍的にアップし、フライト時間も伸びると思い描いている方も多いと思います。確かにブラシレスモーターは効率が良いものが多く、ブラシモーターから換装すると性能アップが望めることは事実です。しかし、なかには同じクラスのブラシモーターよりも効率が悪く、かえって性能低下になるケースもあり、折角ブラシレスに変えたのにイマイチ、という印象を持ったりもするわけです。オンオフのコネクタをギアなどのスイッチに入れます。回転数設定のチャンネルをAUX4などのボリュームのあるチャンネルに入れます。ギアとAUX4のトラベルはすべて100%にしておきます。ギアをオンにし、AUX4のボリュームをー100%の位置にします。この状態で、ガバナーを回転数表示状態にするとRS1が表示されるので、1200回転程度に設定します。
category: ラジコン空物
DATE : 2007/10/18 (Thu)
DATE : 2007/10/18 (Thu)
ラジコン用グローエンジンは、圧縮と燃焼室にあるグロープラグにより、燃料の着火を行う内燃機関。「焼玉エンジン」とも言われ、石油系の燃料を使用する点では、他の多くの内燃機関と同じ。利点はガソリンエンジンの様な複雑な点火機構が要らないこと。始動時は、ヘッドのグロープラグに電気を通し加熱することで、初爆を起こし、以降は焼玉またはプラグが燃料の爆発により熱を維持することで繰り返しての点火を継続する構造。2サイクル機関と4サイクル機関のいずれも存在する。一方、圧縮比が低いために熱効率が著しく悪く、燃費が悪いことや、出力の割に容積が大きく、高回転・高出力も得にくいことから、軽量な小型ガソリンエンジンや経済性に優れた高速ディーゼルエンジンの発達に伴って、1950年代以降、産業用や民生用の一般的動力としては世界的に廃れた。
現在は、模型用としてのみ多用されている。グロープラグとは、エンジンの燃焼熱を利用して自らの点火部分(コイル状または棒状の蓄熱部分=点火部分)の赤熱状態を保つ点火栓を言う。 ディーゼルエンジンでは、予備加熱装置として用いられるが、本来は「焼玉エンジン」や「模型用グローエンジン」の点火栓として用いられる。本来の使用用途の点火栓として利用する場合は、電流を用いて点火栓に内蔵されたコイルや棒を赤熱させ燃料に点火し始動する。一度始動すると、燃焼による熱でさらに赤熱し、次の燃焼に点火する。この点火栓の特徴として複雑な点火回路が不要で、点火時期の調整が不要で、エンジンの回転が上がればそれにつれてグロープラグの赤熱度も行進し点火時期を早める自己調節機能を持つ。
エンジンも実は夏と冬では同じ場所で飛ばしていても、空気の密度の違いによりニードルの位置が変わります。低いところと高いところで飛ばしてみても、高いところだとニードルを絞らないと同じエンジンの調子が出ませんが、電動ヘリにも実はありました。夏の時期、EP機をフライトさせているととてもパワフルでした。設定は120枚のメインギヤに21Tないし22Tのピニオン、5セルのリポで18.5ボルト、890KV値のモーターです。ギヤ比は5.4前後となりKV値から換算してモーターの最高回転値は16465回転。ギヤ比から換算してメインローターの最高回転(計算上)は3000/RPMとなります。かなり元気に(あくまでもこの回転域は自己責任に置いて行ってください)飛行しておりました。9月、10月、11月と何となく通り過ぎ、12月、1月と季節が冬になって気がつくと、とてもパワーがありません。その代わり飛行時間がなんだかとても長く飛びます。その原因は詳しく分かりませんが、どうやら「リポ電池」が温度が低いと電力を流すことができないと言うことが大きく起因している。
現在は、模型用としてのみ多用されている。グロープラグとは、エンジンの燃焼熱を利用して自らの点火部分(コイル状または棒状の蓄熱部分=点火部分)の赤熱状態を保つ点火栓を言う。 ディーゼルエンジンでは、予備加熱装置として用いられるが、本来は「焼玉エンジン」や「模型用グローエンジン」の点火栓として用いられる。本来の使用用途の点火栓として利用する場合は、電流を用いて点火栓に内蔵されたコイルや棒を赤熱させ燃料に点火し始動する。一度始動すると、燃焼による熱でさらに赤熱し、次の燃焼に点火する。この点火栓の特徴として複雑な点火回路が不要で、点火時期の調整が不要で、エンジンの回転が上がればそれにつれてグロープラグの赤熱度も行進し点火時期を早める自己調節機能を持つ。
エンジンも実は夏と冬では同じ場所で飛ばしていても、空気の密度の違いによりニードルの位置が変わります。低いところと高いところで飛ばしてみても、高いところだとニードルを絞らないと同じエンジンの調子が出ませんが、電動ヘリにも実はありました。夏の時期、EP機をフライトさせているととてもパワフルでした。設定は120枚のメインギヤに21Tないし22Tのピニオン、5セルのリポで18.5ボルト、890KV値のモーターです。ギヤ比は5.4前後となりKV値から換算してモーターの最高回転値は16465回転。ギヤ比から換算してメインローターの最高回転(計算上)は3000/RPMとなります。かなり元気に(あくまでもこの回転域は自己責任に置いて行ってください)飛行しておりました。9月、10月、11月と何となく通り過ぎ、12月、1月と季節が冬になって気がつくと、とてもパワーがありません。その代わり飛行時間がなんだかとても長く飛びます。その原因は詳しく分かりませんが、どうやら「リポ電池」が温度が低いと電力を流すことができないと言うことが大きく起因している。
category: ラジコン空物
DATE : 2007/10/14 (Sun)
DATE : 2007/10/14 (Sun)
ラジコンヘリの最初のスタント時は、メインニードルは上空でループ、ロールができる範囲で可能な限り濃い目に設定しておきます。以上で8タンク前後ホバリングができたと思います。(リングタイプとABCタイプとでは、その構造上どうしてもABCタイプの方が慣らしに時間がかかってしまいます)この数ヶ月、ラジコン技術紙でもF3Aの電動飛行機の特集が掲載されておりました。ここでも熱とその対策などの事も記載されておりましたが、記事を書かれるような方でも熱でESCをだめにしてしまったりと言うことも有るようです。
飛行機の中で、ファンをESCのために回す対策をするなどの方法を取っているようですが、90度近く有った温度が50度程度まで下がるなど、わずかな事で極端に温度が下がり、使えなかった状態から問題解決になる事もしばしばです。ヘリなどではボディの中に納めるのではなく、空気の流れが良いボディから外れたところにESCを置くなどちょっとした工夫で同じESCでもだいぶ温度が下がります。
意外と空気の流れは温度に取って重要なのです。ヒートシンク付きの物でも、空気がその場にとどまっていたのでは表面積を増やしても何の意味も無くなってしまいます。ヒートシンクに接触している空気が、新しい温度の低い空気に変わってこそ、表面積を大きく取った意味が出てきます。ヒートシンクがついていると言って、安心しないでください。
重要なことは、ヒートシンクがどのような条件下にあるかと言うことです。現在入手可能なものでは、日東工作所から工程体積11.97ccのモデル『NR-12H』、『NR-12P』、OSエンジンブランドで有名な小川精機株式会社が、工程体積4.97ccのモデル『49-PI TypeⅡ』を製造販売中である。Max18000回転/毎分 1.1馬力。初期はサイドポート吸気であったが現在はペリフェラルポート吸気に変更されている。ディープなマニアの間ではRCカーに搭載することが密かなブームとなっている。コンテスト指向の方には必需品です。
飛行機の中で、ファンをESCのために回す対策をするなどの方法を取っているようですが、90度近く有った温度が50度程度まで下がるなど、わずかな事で極端に温度が下がり、使えなかった状態から問題解決になる事もしばしばです。ヘリなどではボディの中に納めるのではなく、空気の流れが良いボディから外れたところにESCを置くなどちょっとした工夫で同じESCでもだいぶ温度が下がります。
意外と空気の流れは温度に取って重要なのです。ヒートシンク付きの物でも、空気がその場にとどまっていたのでは表面積を増やしても何の意味も無くなってしまいます。ヒートシンクに接触している空気が、新しい温度の低い空気に変わってこそ、表面積を大きく取った意味が出てきます。ヒートシンクがついていると言って、安心しないでください。
重要なことは、ヒートシンクがどのような条件下にあるかと言うことです。現在入手可能なものでは、日東工作所から工程体積11.97ccのモデル『NR-12H』、『NR-12P』、OSエンジンブランドで有名な小川精機株式会社が、工程体積4.97ccのモデル『49-PI TypeⅡ』を製造販売中である。Max18000回転/毎分 1.1馬力。初期はサイドポート吸気であったが現在はペリフェラルポート吸気に変更されている。ディープなマニアの間ではRCカーに搭載することが密かなブームとなっている。コンテスト指向の方には必需品です。
category: ラジコン空物
DATE : 2007/10/10 (Wed)
DATE : 2007/10/10 (Wed)
ラジコングライダーの飛行では、機体をうまくコントロールすることにより、長い時間サーマルの中に機体をとどめて機体の高度を上昇させることが可能となってきます。サーマルには発生しやすい時期や時間帯、地形などがあります。冬の寒い時期、良い天候により空気が急激に暖められた場合などは、一面がサーマルになるなんて事も年に何度かあります。
また、比較的地形の複雑な場所では起こりやすい場所が出てきます。逆に夕暮れの時間帯などは、サーマルが出にくい状況にもなります。これらのことから、グライダーをサーマルに乗せたい場合の乗せやすい状況と言うことがおわかり頂けると思います。田んぼや畑の中にあるビニールハウスの上などは、ある程度気温が上昇していく時間帯ではかなりの確率で上昇気流を発見することができると思います。逆に水などの比較的空気の温度より冷たい物の上では、上昇気流は出づらいようです。
アスファルトなどは、比較的出やすいようです。ねらいは2月3月の午前9時から11時ごろの晴れの日は、とても条件が良い場合が多いようです。サーマルの特徴として、竜巻状の物は比較的地上に近いところでは小さな半径と小さな上昇力で、上空に行くに従って半径が大きくなりまた上昇力も大きくなる傾向の物が多いようです。風船みたいなサーマルでは、地上から離れてそれに乗っているとグライダーも上昇できますが、上昇気流の下は上昇気流が無く、上の機体は上がるのにその下にいる機体は上がることができないなんて場合があります。
あまり上昇力の大きなサーマルでは、機体が操縦しきれないほどの時もあります。ほとんどの場合は機体の挙動が暴れるような感じになると思います。また、はっきりした区域のサーマルでは、方翼だけがサーマルにかかった場合は機体がひっくり返ってしまうこともあります。私も1.2度ですが、大きな3メートルのグライダーがひっくり返ってしまったのを経験したことがあります。
また、比較的地形の複雑な場所では起こりやすい場所が出てきます。逆に夕暮れの時間帯などは、サーマルが出にくい状況にもなります。これらのことから、グライダーをサーマルに乗せたい場合の乗せやすい状況と言うことがおわかり頂けると思います。田んぼや畑の中にあるビニールハウスの上などは、ある程度気温が上昇していく時間帯ではかなりの確率で上昇気流を発見することができると思います。逆に水などの比較的空気の温度より冷たい物の上では、上昇気流は出づらいようです。
アスファルトなどは、比較的出やすいようです。ねらいは2月3月の午前9時から11時ごろの晴れの日は、とても条件が良い場合が多いようです。サーマルの特徴として、竜巻状の物は比較的地上に近いところでは小さな半径と小さな上昇力で、上空に行くに従って半径が大きくなりまた上昇力も大きくなる傾向の物が多いようです。風船みたいなサーマルでは、地上から離れてそれに乗っているとグライダーも上昇できますが、上昇気流の下は上昇気流が無く、上の機体は上がるのにその下にいる機体は上がることができないなんて場合があります。
あまり上昇力の大きなサーマルでは、機体が操縦しきれないほどの時もあります。ほとんどの場合は機体の挙動が暴れるような感じになると思います。また、はっきりした区域のサーマルでは、方翼だけがサーマルにかかった場合は機体がひっくり返ってしまうこともあります。私も1.2度ですが、大きな3メートルのグライダーがひっくり返ってしまったのを経験したことがあります。
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