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DATE : 2025/07/22 (Tue)
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DATE : 2008/02/13 (Wed)
ローター回転数を上げるには、ピニオンギヤを1枚大きくして、18Tにすることによりパワーが少し上がると思いますが、電流が多く流れますのでこの点モーター及びESCの温度管理も必要です。また、機体は標準状態での強度を考えていると思いますので、強度不足による破損などの注意も必要です。メーカーでは無理なパワーアップ等は想定しておりませんので、ご注意ください。

フライトには直接関係ありませんが、メインローターのトラッキング調整が、スワッシュからのロッド1カ所でしか行うことができません。まずはホバリングですが、パワー感はだいぶ上がりました。しかし、純正状態での固定ピッチ的な飛びがよけいひどくなってしまいましたので、ピッチカーブ上側をさらに増やすこととしました。ホバリングはスティックのほぼ60%程度で行えます。この際のピッチは5.5度程度です。

フルハイにすると負けてしまいますが、概ね10度程度まで取りました。ホバリングでの上下のレスポンスがアップするかと思います。メインローターは気持ちよくホバリングする回転で概ね1800回転程度です。1700回転まで落とすと、ちょっとローター回転が遅いかなと言った感じです。ホバリングの上側のレスポンスが良くなると思いましたが、変わりません。

ピッチが上がっているはずなのに、スティックをあげるとそれに遅れてメインローターの回転が上がって来る感じです。この際のギヤ比は概ね4.6:1ですが、電池をちょっとさわったら冬の寒い時期ですが熱くなっております。電流がかなり流れていそうです。やはり17Tを回すのは、純正状態のままではちょっと無理が有りそうです。

今度は16Tのピニオンギヤに変更してみたいと思います。ホバリングに関してですが、やっぱりスタビウエイトが欲しいと言った感じです。この舵の感触ですとパワーがそれなりでもひっくりがえす事はできそうですが、いまいち安定が有りません。舵の効きは犠牲にしても、何とかホバリングを安定させる方向に持って行きたいと思います。
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DATE : 2008/01/19 (Sat)
ラジコン用のスピードコントローラーは、「アンプ」と呼ばれていることも有りますが、「アンプ」は増幅器の意味合いが高いので本来はエレクトリック・スピード・コントローラ(ESC)と呼ぶことがふさわしいと思います。略してコントローラと呼ばれることも多いのですが、ブラシレスモーターはとても簡単な構造で、自分自身ではブラシモーターの様に電極を変更することはできません。

その為に、コントローラ側での電極の変更が必要です。ちょっと前までは使用する電子部品などのサイズが大きかったために大型になってしまったESCですが、現在に至っては、ブラシ用のコントローラと価格もそう違わなくなっております。モーター自体は元来構造もブラシモーターより簡単なので、量産が始まればブラシモーターよりも安くなる可能性を秘めているブラシレスモーターです。その通り、最近ではだいぶ価格も安くなり、そのコストは価格の比較的高いネオジウム磁石の割合が多いことと思います。

実際にブラシモーターとの比較でも、価格が同程度以下になれば、省電力で高出力にすることが容易なブラシレスモーターが普及してこない理由は無くなってきます。そんなことで、現在の主流がブラシレスモーターになってきているのでしょう。フルオートマチック式というと、充電完了後自動的に放電モードに入ってニッカドの容量測定ができたり、放電と充電を自動的に数回繰り返し、ニッカドの活性化をする等の機能があるもの、と思われがちです。(定電流式充放電器のなかにもこのような機能を備えたものがあります。)

確かに、このような機能を備えていますが、これらは副次的な機能であって、フルオートマチック式と言われる本当の所以は、接続されたニッカドの特性や状態をコンピューターが測定・判断しながら、自動的に充電電流を設定してゆく、というところにあります。つまり、定電流式のように充電しようとするニッカドの特性や調子の善し悪しが分からなくても充電器任せで最適な充電ができる、ということなのです。

DATE : 2008/01/02 (Wed)
この数ヶ月、ラジコン技術紙でもF3Aの電動飛行機の特集が掲載されておりました。ここでも熱とその対策などの事も記載されておりましたが、記事を書かれるような方でも熱でESCをだめにしてしまったりと言うことも有るようです。飛行機の中で、ファンをESCのために回す対策をするなどの方法を取っているようですが、90度近く有った温度が50度程度まで下がるなど、わずかな事で極端に温度が下がり、使えなかった状態から問題解決になる事もしばしばです。

ヘリなどではボディの中に納めるのではなく、空気の流れが良いボディから外れたところにESCを置くなどちょっとした工夫で同じESCでもだいぶ温度が下がります。意外と空気の流れは温度に取って重要なのです。ヒートシンク付きの物でも、空気がその場にとどまっていたのでは表面積を増やしても何の意味も無くなってしまいます。ヒートシンクに接触している空気が、新しい温度の低い空気に変わってこそ、表面積を大きく取った意味が出てきます。ヒートシンクがついていると言って、安心しないでください。重要なことは、ヒートシンクがどのような条件下にあるかと言うことです。

コンテスト指向の方には必需品です。通常 エンジン調整は、割とあまめに調整しますね。これはただ単にエンジンを保護するためだけではありません。濃いめに設定することで トルクが太くなり ホバリング゙では、ドッシリとした安定感が出せます。しかし、上空演技ではある程度高回転の方が演技しやすくなります。この調整が難しいですね。ニードルコントロールを装備すれば 演技中にこの調整を簡単に行うことが出来ます。ラジコン飛行機やラジコンヘリを、思う存分、自由に飛ばして練習することが出来る飛行場があればな~、というのは、マニア共通の願望だと思います。

ブラシレスモーターがお目見えした当初は、ヨーロッパの一部のメーカーだけで販売されていたESCも、現在ではアジア諸国のメーカーなどで生産販売がされていることから価格もだいぶ下がりました。基本的には、どのESCも同じような部品を使っておりますので、その違いは一部の粗悪な部品を使っている物を除いてはプログラミングの違いによるところが大きいと思われます。このESCはパワーが出るがこっちはなんかあまりパワーが出ないなどと言った事が聞かれますが、それらはこのプログラミングとセッティングの違いによる結果でしょう。実際に現在国内で販売されているESCのほとんどは、ほとんど数社の同じ場所で生産されているようです。

OEM等によりその名称や見た目は違いますが、味付けを換えているだけで同じ物も結構あります。プログラミングはとても重要ですが、現在このプログラムが置かれているROMは読み出しが難しく、解読が困難です。簡単に読み出しできてしまうようでは開発元もそのROM使わないのでROMメーカーも読み出しが困難な設計にしているのでしょう。プログラミングが解析できないと言うところに実は自助努力によるプログラミング開発競争が起こり、切磋琢磨してコントロール用のプログラミング開発をします。

競争の原理が有りますので、ESCの性能向上がこれからも続くと思います。電池の性能向上も著しい事ながら、モーターやESCの性能向上により年々電動ラジコンの性能は向上するはずです。電気ってほんのわずかな事で大きく性能が向上します。コントローラには、BECと呼ばれる動力用電源から受信機用の電源を供給する機能が付いている物があります。とても便利な機能で、特に小型の電動では軽量化がとても重要な事からとても重宝な機能です。

DATE : 2007/12/18 (Tue)

F5J(これはFAIが正式に認めたクラスではありませんが)のSpeed-400クラスには出られないでしょうが,7セルクラスならば,専用の設計で製作すれば,ラフな計算ではデッドエアで6-7分はいけるだろうと考えます。低回転のダイレクトドライブの静粛さを備え,しかもパワフルで効率も良いモーターに仕上がったようです。 説明書には2.3:1と減速比が書いてありましたが,私が見たところでは2.22:1でした。しかし,軸受けの前部分にはベアリングが装着されており,軸そのものは丈夫な6mm径の鉄製で,これで京商ギアダウンユニットとそう変わらない重量で,値段も同等なのです。 

そして何より,ベルトリダクションということで安価なストックモーターが使えるということ,そして耳障りな高周波音がしないこと,耳がついているのでキットを少し変更するだけでそのままタッピングビスで固定でき,フローティングにする必要もないのは良いですね。上の画像ではタミヤコネクターがそのまま使われていますが,前回と今回のホープではあえてこれを用いています。別にスタントばりばりの機体ではないし40Aも流すわけではないので,これで良いだろうと思ったのですが,今までトラブルも皆無ですしロスがあるようにも思えません。飛行時間から見れば,電動カーよりずっと低い電流です。

"ポン載せ"の親しみやすさにも通ずると思います。翼面荷重が40g/sq.dmになってしまったので,EPプレイリー並みの余裕のある低速飛行が可能になりました。軽量化のメリットは,飛ばした感じではこの低速性能により反映されているようです。本当に余裕を持って操縦できます。 ベルトリダクションユニットについては,最初はRCのベルト減速の使い方に従って何の潤滑も行ないませんでしたが,やはり少しロスしているような感じがしましたので,少し機械油をさしてみましたら,とたんに元気になりました。 CEMAPの計算では,やはり過負荷ぎみなので飛行時間は2分ほど落ちるが,上昇率は20%ほど上回ると出ていましたが,飛行時間がやや不足なのを除いて予想通りの飛びでした。

モーターをベアリング仕様にすればもう少し良くなるかも知れませんが,やはりストックモーターが使える優位性は手放せません。なにより,ベルトリダクションユニットが中速域で,小さいながら実機のような音を出しているのが良いですね。レーナー製の小型ブラシレスに換装しました。2947BBに比べ約半分以下の重量)です。アンプをslim24beからfuture25beに変更で約5g増加で、差し引き50gの軽量化です。8セル、10セルにて4分半~5分半の飛行は十分可能です。ただし、必要な時のみ、パワーを入れるという飛行です。

現在のセッティングは、76:18です。8セルの場合、2947BBとほぼ同じ回転数ですが、50gほど軽くなったため、スロー飛行はより楽に、そして縦物はより元気となりました。飛行時間は電流が2/3程度におさめることができたため、3分半から大幅に伸び、5分程度は十分可能です。10セルの場合は、目指せ3Dでしょう。ただしこの場合、回転数が1万を越えるのでAPCのプロペラがいいかもしれません。10セル時の全備重量は640g前後で、CT2947BB+8セルと、ほぼ同じ重量です。飛ばし込んだ飛行機ですが、やはり条件を変えた後のテスト飛行は緊張します。中速であっけなく離陸し、しばらくは中速での飛行を実施。慣れたところで、上昇力チェックのため、フルスロットル。共振を起こしたみたいです。

色々試してみると、スロットル8~9割では、共振を起こさないみたいでしたので、そのスロットルで垂直上昇。どこまでも昇っていきます。上昇力を確認した後に着陸させて、地上でフルスロットルにしてみると、共振して機首が5mmほど大きく振れて今にも壊れそうでした。当然共振状態では、回転数が低下します。後日、ペラバランス&トラッキングを再調整を行い、機首部のバルサに瞬間接着剤をしみこませて、若干の補強を実施。それと、ギヤユニットを取り付けに使用しているゴムブッシュを取り替え、締め付けを若干緩めてゴムブッシュが十分機能するようにしました。締め付け用のナットには緩み止め防止のためにナイロンナットを使用しました。以上の対策を施し、共振を止めることができました。


DATE : 2007/12/01 (Sat)
通常はホバリング、ホールドはAVCS、アイドルUPはノーマルが良いでしょう。トルクロールは教わって舵が打てる訳じゃありません。何度も繰り返し練習することでマスターできるでしょう。コツとしてはエレベーターとエンジンコントロールがいかに早く少ない操作で行う事が出来るかがポイントです。ジャイロはエレベーターとラダーに付けることで、修正にはなりますが、練習はジャイロに頼らないで一度行ってみましょう。 飛行機用ジャイロGYA350/351が発売になりましたが、AVCS方式によって今までのジャイロに比べトルクロールもかなり楽に行うことが出来ます。

しかし、基本の垂直に立てる事が出来ないと逆に難しくなってしまい、リカバリー時に各舵がジャイロによって、フルに切れてしまいスナップロールに入ってしまう場合もありますので、注意して下さい。トルクロールについて、いろいろお話しましたが何よりも練習です。一日中飛行場でトルクロールを試みて下さい。アクロ指向は3SL70じゃないと駄目です。原因が電波障害であろうが、電流制限であれ、地上でフルハイテスト可能なテストベンチを用意する必要があります。

Ikarus ECO8の最初もベンチテストで電波障害を見つけました。最大ピッチを計測すると12degでした。そのままの設定でスロットルをゆっくりフルハイにすると、ローター回転が落ち着いたところで電流は37Aでした。急激にフルハイにすると40Aを軽く越えていたことになります。やはり、電流制限値を越えてESCがオートカットして墜落したようです。その後、40Aオーバーでオートカットが再現されることを確認しました。ギア比がきつ過ぎたというか、最大ピッチが大きすぎというか、とにかく負荷が厳しすぎたようです。最大ピッチを10degまで下げたらオートカットしませんでした。

3SLH30-14-32は3SLB40-6-12と同じ調子で電池から電流取り出そうとすると駄目だということです。電流制限がやや低いことに注意して下さい。ヘリの制御(エルロン、エレベーター、ピッチ)には、大きく分けて2種類あります。各サーボを独立させ制御するHPM方式、3つのサーボを協調動作させるSWM方式(スワッシュモード、JR流にいえばCCPM)です。どちらが良いとは一概には言えませんが、最近流行の小型電動400クラスのヘリの場合、SWM方式の方がコントロール性に優れていると思います。
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