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DATE : 2025/07/22 (Tue)
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DATE : 2007/09/24 (Mon)
最初は、小さな電流設定で様子を見ながら徐々に電流値を上げて行き、ニッカドの受け入れ体制ができた段階ではニッカド容量の6~8倍の電流値(ニッカドの種類やその日の気温によって一定ではない)でガンガン充電します。そして、充電終了間際にはニッカドに不要な負担を与えないように、電流値を下げてオートカットするのを待ちます。ニッカドの性能低下が原因でフライト性能が極端に悪くなってしまうということが良くあります。原因の大半はニッカドの取扱方法のミスによるものなのですが、放電作業の重要性があまり認識されていないため、このようなケースが良く発生するわけです。 

放電は、ニッカドの性能維持に不可欠な作業です。この作業を省略した場合、いくら高性能の充電器を使用していたとしても、パワー,フライト時間とも目に見えて落ちてきます。放電しすぎると、かえってニッカドにダメージを与えてしまう(オート・カット方式放電器以外の手段で放電作業を行った場合等)ということも、また知っておく必要があります。着陸後、ニッカドを放電する目的で、モーターを回しながらピットに戻ってくるという光景を良く見かけますが、絶対にマネをしないようにして下さい。過放電により、ニッカドに決定的なダメージを与える恐れがありますし、またモーターにも良くありません。一般的に、ブラシレスモーターはブラシモーターよりも 10%程度効率が良いとされていますので、両者を同じ負荷設定(同じ電流設定にした場合という意味で、同じプロペラ、ギヤ比で使用するということではありません)で飛行させた場合、飛びは良くなりますが、劇的に向上するという印象ではありません。

それでは、なぜブラシレスモーターでよりパワフルなフライトを実現することができるのでしょうか? それは、ブラシレスモーターとブラシモーターの限界と使い方の違いによるものなのです。両者はプロペラやギヤ比の選択等、基本的な使い方は全く変わらないのですが、一つ異なる点はブラシがあるかないか、ということです。当たり前の話しなのですが、ここが重要です。個々のモーターには使用可能な限界電圧、限界電流 というものがあるわけですが、ブラシモーターはブラシの耐えられる限界という要素があります。ブラシモーターは連続運転可能な一定の電流を越えますとブラシが痛んで劣化し、即座に性能低下を引き起こします。一方ブラシレスモーターはブラシが痛むことはありませんから、その使用限界は磁石の劣化が始まる発熱温度に依存していると言えます。

いずれのモーターでも、パワーアップを図るには、負荷を大きく(大きいプロペラを付けたり、ギヤ比を小さくしたり)して消費電流を大きくしなければなりません。この際、ブラシモーターの場合はブラシの使用限界を超えるわけにはいきませんので、あくまでもその範囲で、という設定になるわけですが、ブラシレスモーターの場合は使用可能な温度範囲でいろいろな設定ができるわけです。その範囲というのは飛ばし方によって差がでてくるのですが、例えば通常はスロットルを絞って飛行させ、垂直上昇させるときのみフルパワーで、というような飛ばし方や、モーターグライダーのように「上昇時の短時間のみのモーターラン・・・」という場合は、その時間内に限界温度に達しなければOKという使い方ができるわけで、同じクラスのブラシモーターよりも負荷を大きく設定できることになるわけです。

ブラシレスモーターというのは「パワーが出るモーターというよりも、パワーが出せるセッティングができるモーターである」と考えるのが正しいということになるかと思います。パワーが出ている分消費電流は大きくなりますから、飛行時間(モーターラン時間)は当然短くなる、ということになります。ホバリングの回転が高すぎるときは、スロットルカーブを下げてピッチカーブをあげます。ホバリングする時のスティックの位置が高すぎるときは、ピッチカーブとスロットルカーブの両方を上げてやります。これらの操作は、ホバリングスロットルとホバリングピッチのつまみでやってもかまいませんが、センターから大きくずれるときはカーブを変えるかリンケージを疑った方が良い。スロットルスティックがセンターの時に程良い回転でホバリングするようになるまで、しつこく調整します。

リンケージが正しければスロットルは45%から55%位の間で、ピッチは60%から70%の間でホバリングするはずです。ラジコンヘリの調整はすごく難しいですし、調整のこつを簡単に書いた本も有りません。ああしろこうしろとは書いてあっても、何故そうするのかは書いて有りません。疑問を持ってはいけないような書き方になっています。それで飛ぶヘリは出来るかも知れませんが技術的には進歩しないですよね。ではどうすればいいかというと、はじめはベテランの人に聞いて調整してもらうしか解決の道はないでしょう。
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DATE : 2007/09/21 (Fri)
ラジコン用のスピコンは、「アンプ」と呼ばれていることも有りますが、「アンプ」は増幅器の意味合いが高いので本来はエレクトリック・スピード・コントローラ(ESC)と呼ぶことがふさわしいと思います。略してコントローラと呼ばれることも多いのですが、ブラシレスモーターはとても簡単な構造で、自分自身ではブラシモーターの様に電極を変更することはできません。その為に、コントローラ側での電極の変更が必要です。ちょっと前までは使用する電子部品などのサイズが大きかったために大型になってしまったESCですが、この数年で電子部品のプロセスが著しく縮小され、ナノミクロン時代に入って可能となったのが小型化で、これによりラジコンへの使用が可能となってきました。

電子部品の価格も著しく下がり、ESCではFETを使いマイコンでその制御をしますが、これらの価格が下がってきたためリーズナブルにもなりました。現在に至っては、ブラシ用のコントローラと価格もそう違わなくなっております。モーター自体は元来構造もブラシモーターより簡単なので、量産が始まればブラシモーターよりも安くなる可能性を秘めているブラシレスモーターです。その通り、最近ではだいぶ価格も安くなり、そのコストは価格の比較的高いネオジウム磁石の割合が多いことと思います。実際にブラシモーターとの比較でも、価格が同程度以下になれば、省電力で高出力にすることが容易なブラシレスモーターが普及してこない理由は無くなってきます。

そんなことで、現在の主流がブラシレスモーターになってきているのでしょう。フルオートマチック式というと、充電完了後自動的に放電モードに入ってニッカドの容量測定ができたり、放電と充電を自動的に数回繰り返し、ニッカドの活性化をする等の機能があるもの、と思われがちです。(定電流式充放電器のなかにもこのような機能を備えたものがあります。)確かに、このような機能を備えていますが、これらは副次的な機能であって、フルオートマチック式と言われる本当の所以は、接続されたニッカドの特性や状態をコンピューターが測定・判断しながら、自動的に充電電流を設定してゆく、というところにあります。

つまり、定電流式のように充電しようとするニッカドの特性や調子の善し悪しが分からなくても充電器任せで最適な充電ができる、ということなのです。充電開始時のニッカドがまだ活性化しない状態では、非常に小さな電流設定で様子を見ながら徐々に電流値を上げて行き、ニッカドの受け入れ体制ができた段階ではニッカド容量の6~8倍の電流値(ニッカドの種類やその日の気温によって一定ではない)でガンガン充電します。そして、充電終了間際にはニッカドに不要な負担を与えないように、電流値を下げてオートカットするのを待ちます。

DATE : 2007/09/20 (Thu)
千葉県には、模型店が運営するラジコンヘリ専用飛行場があります。広大な敷地の中で自由に飛ばせるようです。兵庫県にも、同様に大型ラジコン飛行機を飛ばせる飛行場があるそうです。このような施設が、全国にもっと普及すると最高ですね。ラジコン空物は安全面でも、管理されたフィールドで飛行させるのが安心です。イーグル2 98スペックに取り付けていますが 純正と比べると大きさが一回り以上小さい。さぞかし舵が敏感だろうと 恐る恐るフライトして見ました。スタビのウエイトは外側にしています。ホバリング時は、小舵が良く入る割に安定もバッチリです。上空では 思ったより舵の入りは鈍いようです。

スタビのウエイトを内側にずらせば良くなるでしょうが 私には今のままで十分です。このフーリングが気に入り フレイヤEXにも取り付けました。見た目も 非常に綺麗に仕上がっており、割締めを採用しているため、調整も簡単に出来 取り付けもロック剤無しでOKです。私が 大変気に入っているアイテムの一つです。ただ一つ気になるところは、ヘリを持ち運びするときに足がスタビに当たるとカランと音がするところぐらいです。エンジンOS61SX-H WCと言うスペックでトルネードマフラー(61&91用)を使ってみました。

ステンで出来ているためアルミと違い、ちょっと重量が有りますが、見た目はとても綺麗です。エンジン音は静かではないかと思います。エンジン調整も違和感なく行え、初心者でも扱いやすいマフラーです。排気管の付け根が割れやすいのが難点で、マフラーバンドを後部に取り付け方が良いでしょう。ヘリコプターには大きく分けると、大きく振れる振動と小さく振れる振動が有り、小さな振動では目に見えない物が多く有ります。

目に見える場合はすぐに分かりますので、飛ばすことを止めると思いますが小さな振動の場合、分からない場合も有りますので、その時はそのまま飛ばしてしまい、長く飛ばすとフレームが割れたりと言った破損が生じます。これは少し上記でも記載しております。小さな振動の原因は上記でも取り上げております。では大きな振動の場合の原因はどうでしょうか。大きな振動の場合、回転数の比較的少ない箇所にて起こる場合が多いようです。すなわち、メインローター周りです。

DATE : 2007/09/19 (Wed)
ブラシレスモーターは、使用可能な温度範囲でいろいろな設定ができるわけです。その範囲というのは飛ばし方によって差がでてくるのですが、例えば、通常はスロットルを絞って飛行させ、垂直上昇させるときのみフルパワー、というような飛ばし方や、モーターグライダーのように、上昇時の短時間のみのモーターラン、という場合は、その時間内に限界温度に達しなければOKです。

同じクラスのブラシモーターよりも負荷を大きく設定できることになるわけです。つまり、ブラシレスモーターというのは「パワーが出るモーターというよりも、パワーが出せるセッティングができるモーターと考えるのが、正しいということになるかと思います。パワーが出ている分消費電流は大きくなりますから、飛行時間(モーターラン時間)は当然短くなるということになります。ホバリングの回転が高すぎるときは、スロットルカーブを下げてピッチカーブをあげます。ホバリングする時のスティックの位置が高すぎるときは、ピッチカーブとスロットルカーブの両方を上げてやります。

これらの操作は、ホバリングスロットルとホバリングピッチのつまみでやってもかまいませんが、センターから大きくずれるときはカーブを変えるかリンケージを疑った方が良い。スロットルスティックがセンターの時に程良い回転でホバリングするようになるまで、しつこく調整します。リンケージが正しければスロットルは45%から55%位の間で、ピッチは60%から70%の間でホバリングするはずです。ラジコンヘリの調整はすごく難しいですし、調整のこつを簡単に書いた本も有りません。ああしろこうしろとは書いてあっても、何故そうするのかは書いて有りません。

はじめはベテランの人に聞いて調整してもらうしか解決の道はないでしょう。じっくり取り組めば自分で解決できる様になります。サーボは良い物に越したことはありませんが、安い物でも使えます。しかし予算に余裕が有るなら、スーパーサーボやコアレスサーボ、デジタルサーボにした方が32クラスでも飛びが違います。ダブルベアリングやコアレスモーターで、ニュートラルの精度やメカ的な安定度が違うからです。外力がかかったときの安定度が違うので、振動ジャイロ用のサーボは専用の物に限ります。そうしないと振動ジャイロの効果が無くなるだけでなく、ジャイロのゲインが高すぎてサーボが反応できず壊れてしまうようです。サーボホーンの大きさとジャイロ感度は密接な関係があります。

DATE : 2007/09/17 (Mon)
最近はARFという完成機・半完成機が流行しており、マーケットで販売される機体の主流を占めています。これらの機体の中から高翼で安定のよいものを選び入門するのが手軽ですが、本来はバルサキットを組んで飛行させるのが理想的です。最初にキット製作&ラジコン操縦と2つのことをいっぺんに習得するのは、結構大変ですが、一度体系的に覚えてしまえば、墜落した際の修理技術もつき、趣味を長く続けることが出来ます。

たとえ壊れても、上手く修理すれば、元通リで分かりません。何機も買う必要なないですよ。ラジコン空物を最初に始める時には、ARFという完成機・半完成機で入門するのが手軽です。最初からバルサキットを組んで飛行させるのが理想的ではありますが、製作&操縦と2つのことをいっぺんに習得するのは、結構大変ですよね。操縦をある程度マスターしてから、製作を体験するのが良いと思います。ちなみに私は、ユニオンの完成機(発泡機体でした)を何機も壊して、ようやく操縦をマスター出来ました。

ヘリを始めて飛行場に行く時は、必ず機体・送信機の取説を持っていきましょう。一口にヘリ・送信機といっても色々な物があるので、上級者でも全てをマスターしている方は少ないと思います。しかし、取説があれば何か解らないときにスグに対処できるというわけです。当然、保険の書類も持っていきましょう。保険に入っていますよ!と皆さんに解ってもらえますから。ヘリの組み立てや今回の入力等は、最初はやや難しいかも知れません。といって、自分では何もしないで、飛行場で「全部調整して下さい」では調整者が大変です。

「取説を見て自分なりにやってきたのですが、見てもらえますか?」と頼むようにしましょう。そうすれば調整してくださる方にも、「この人なりに頑張ってるんだな」と思われて、きめ細かく教えてくれるはず。お互いに話しやすくなって、皆さんの輪に溶け込みやすくなりますよ。送信機では、下のボタンのMODEを両押し(2個同時押し)して設定モードに入れます。まずはATVを入力。1,2,3,4,5,6CH全て入力して下さい。CH移動は右のCURSORで1,2,3・・・と移動します。3CHのTHだけLDが70%になっています。
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